Alfa Romeoから待望のBセグメント コンパクトSUVとなる「MILANO(ミラノ)」が2024年4月10日に一般公開される予定。Alfa Romeoブランド初のBEVモデルとなる予定で、今後のアルファ電動化への第一歩となる予定。MILANOのデザインは既にティザー画像や予想CGがいくつか報道されているが、これまでのアルファロメオの歴代モデルからキーとなるデザインを散りばめたものになるとの事。全体的なプロポーションは同じステランティスグループ内のプジョー2008的なシルエットになるのではないかと、先日デビューしたプジョー208ベースの新型LANCIA Yの関係性から想像できる。Bセグメントといえば、以前はMiToが存在していたが、その後継となるMILANOは、プラットフォームをJeep アベンジャーと共有していると報じられている。
MILANO投入以降のアルファロメオのニューモデル投入計画は、2025年にSTELVIO、翌年2026年以降にGIULIAと年に1モデルづつモデルチェンジが続く予定。2027年以降のモデル計画としては、市場の動向を見極めながら大きく分けて2つの選択肢を用意している様で、ひとつはGIULIAのアッパーモデル、そしてもうひとつは、FIAT500やルノー トゥインゴのカテゴリーであるAセグメントのモデル投入を流動的に検討する模様。
特に2026年にデビューを予定しているGIULIAはキープコンセプトの外観となる様で、現行モデルを更に昇華させたアグレッシブでスタイリッシュな姿になる模様。一方、その前に登場予定の新型STELVIOはBEVモデルを前提に設計が進んでいるものの、現在STELVIOとプラットフォームを共有しているマセラティ グレカーレとフォルゴレ同様、マルチパワートレイン計画を示唆していて、政治的な要因を越える市場ニーズがある場合に備えて内燃機関エンジン搭載も可能な計画をSTELVIO、GIULIA共に進めている模様。これは、V6エンジンを搭載モデルであるクワドリフォリオ存続の可能性が非常に大きい事を示している。
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